街にプレミアム商品券がやってきた!

私の住む街でも定額給付金を地域で消費してもらおうと、
「プレミアム商品券」が発売されている。
1枚500円の商品券の束(1万円分)を買うと、
1000円分余分に商品券がついてくる。
つまり、1割増額される。1割はデカイですよ。
というわけで、我が家では旅行の計画があるので、
5万円分買いました。
買うには所定の場所に出向かなければならず、行列ができた。
1人5万円まで買うことができる。
気になるのは、増額された1割分は誰が払うのだろうか、ということだ。
普通に考えたら税金でしかありえない。
定額給付金を配るのにも、案内を封書で送り、振り込み通知のはがきも
送らなければならず、また、情報を処理するシステムにも
お金がかかっている。
こういうのも全部税金でまかなっている。
とはいえ、個人商店でしか使えないような仕組みもあって、
こういうお店は一時的にではあるが、潤うことは間違いない。
プレミアム商品券はプリペイドであるわけだから、自治体はこのお金を
運用させることもできる。運用して運用益で増額した1割分をまかなう
ということも考えられよう。
でも、そんな運用先なんてあるのかな。
商品券は3か月の期間限定なので、各商店からの払い戻しに応じねば
ならず、その金額がどれくらいなるのか読めないだろう。
そうなると、下手に運用するより金庫に眠らせておくしかないのかも。


結局、金の回りがよくなればみんなが潤うのだけど、
先々にお金がかかる不安が払拭されなければ貯蓄に回るだけです。
やっぱり老後資金(年金)、医療、教育ですよ。
これにお金がかかると思っているからみんな使わない。
早く消費税を上げるなりなんなりして、これらにお金を注ぎ込むべき。
そして、国民は足るを知り、なんでも安いのがいいんじゃなくて、
本当に大事なものに適正なお金を払うように
するべきなんじゃないでしょうか。