酔ってオークションをやってはいけない理由

新しい住居は最寄駅から近いということで、
自転車通勤になるため、新しく自転車を買うことにした。
会社まで自転車通勤をしている友人の話を聞いて、
ちょっと心が動いたが、安全上自信がないので最寄り駅まで
自転車で通うことにした。
長距離を走るわけでもないので、中古でいいだろうと思い、
ヤフオクを利用することにした。
よさそうなマウンテンバイクが1000円からのスタートで
オークションに出ていたので、入札してみた。
すると、すぐに5250円まで跳ね上がった。
午前0時が締め切り時間だったのだが、それまでにたいして
飲めもしない酒を気分よく飲んでいたおかげで、
多少気が大きくなったのか、どんどん高い値段で入札してしまった。
「お、敵も5500円できたか、5750円でいったれ」
と調子に乗って、競争に乗ってしまった。
「まあ、まだ入れてくるだろう」と
8000円で入れたところ、そこから音沙汰ない。
「うそ、まじ、落札しちゃう」
敵も入札してくると思ったのだが、ぱったりこなくなった。
「ちょっと軽い気持ちで」やったのが間違った。
ホントはこんなにすぐに決めたくはなかった。
もっと、「あれにしようかな、これにしようかな」がやりたかった。
複雑な心境であった。


酔ってオークションをやってはいけない。


以上の経験から、このことを私は学んだ。


チャンチャン。