恐怖のオランウータン

子供とおでかけといえば・・・
そう、動物園です。
電車で数駅のところに多摩動物公園がある。
多摩の住人にとってはおなじみである。
斜面を利用した展示はなかなか見やすいのです。
日曜に3人で行ってきたのですが、
今回、私的に見たかったのは、


オランウータンのスカイウォーク


です。
全長150メートルで世界最大なのだとか。
昼時についてまずお弁当をほうばり、
アフリカゾーンからオーストラリアゾーンへ。
そして、ついにやってきたオランウータンゾーン。
やっぱここは人だかりができている。
しばらく見ていると、向こうからオランウータンが
「小学生のウンテイ」よろしくこっちにやってくる。
それまで娘は動物に向かって指差し(といってもまだ人差し指を
別に動かせないのでグーパーを繰り返す)ていたのに、
頭上に迫ってくるオランウータンを見て、


ふぐぅあ〜


と不安のうなり声をあげる。
顔は今にも泣きそうだ。
オランウータンはかなり遠くにいるのだが、なんか怖がっている。
他の動物は柵があったから大丈夫で、オランウータンは柵がなかった
ので、怖かったのでしょうか。
そういうことを理解できる年齢ではない気がしますが。
もうちょっと大きくなったら、今度はゾウとかサイとか、
大きな動物を怖がるようになるのかもしれない。
そして、トラやライオンが人間を襲うこともあるということがわかると、
これらの動物を怖がるようになるのでしょう。
子供の認知能力が発達していくと、反応もどんどん変わる。
そういうのを見るのが、親としては楽しみなのでした。