子どもができて外出先でよく話しかけられるようになった。
細君もよく話しかけられるのだそうだ。
だいたいおばちゃんが多いのだそうで、
「あら、かわいいわね〜、いま何ヶ月？」というのが
ほとんどだという。
見るからに女の子の服を着せているので、
「男の子かな？ 女の子かな？」と聞かれることはまずない。
先日も卸売り市場に行ったら、肉屋の男主人に話しかけられた。
「おっ、かわいいねえー、お嬢ちゃんいくつ？」
「まだ８か月なんです」
「じゃあもうハイハイするころだ」
「まだほふく前進するぐらいですね」
なんて会話をした。
ちょっとおもしろくなって、
「絢南ちゃん（娘）、あのおじちゃん、気をつけないと、ミンチにされるよ」
という冗談が思いついたが、即座に空で打ち消した。
あっぶねー、しょうもない冗談言うところだったよー。
そういうブラックジョークはおじちゃんと仲良くなってから言おうね、
と陰で娘にささやいて事なきを得たのでした。
見知らぬ人が会って子どもの話題でちょっと話をするなんて、
いままでになかった経験で新鮮です。
でも、娘がしゃべるようになったら、
私の子どもなので、
「おっさんのところの肉は偽装してないの？」
とか言いそうでコワいです。
日頃、家の中での会話に気をつけないといけなくなることでしょう。
