誰にも共通なものさし

散髪は安い美容室を利用している。
15分、980円でやってくれる。
今回は同じ系列ではあるが、別の店でカットしてもらった。
結果、大学生以来の短髪になった。
いつも「3センチぐらい短くしてください」と注文する。
今回はそれが裏目に出た。
以前は、2センチぐらいしか切られなかったことがあったから、
3センチでも大事にはならないという油断がいけなかった。
どうやら、慣れている人だと多めに切るが、
慣れていない人だとビビッて少なめに切ることがわかった。
あと、その人の性格もあるかもしれない。
それにしても、なぜ3センチという客観的なものさしをあえて
使ったのに、こういうことが起きるのであろうか。
「そんなに切らないでって、言えばいいじゃん」と思うかも
しれないが、どれだけ切っているかなんて、
切り終えてみなければ、わからないのだ。
そうはいっても、安いのだから文句は言えまい。
2、3日たつとなじんできて、
この寒いのに、この短髪もいいかもしんないと思うようになってきた。
だが、今度はどのように注文すればいいのか、
それだけが悩むところだ。