してもらいたがり

どうしても不満がたまってくることばかりあると、
たまにふと気づく。
「人にこうしてもらいたい」ということばかり考えているな、と。
不満がたまってくるということは、誰かにこうしてもらいたいと
思うからでしょう。自分ではどうしようもないから不満がたまる。
結局、自分が「してもらいたい」ばっかりなんですよね。
不満がたまるときは、自分がしてあげたいとはあまり思わない。
現代人は、子供のころから、与えられるのが当たり前で育っているから、
与えてもらえないと不満になる。
「幸せにしてあげよう」ではなく、「幸せにしてもらいたい」のです。
人間関係というのは、どっちも「(相手に)してあげよう」と思えば
よくなるし、どっちもが「(相手が)してくれない」と思っていると
うまくいかない。
私たちはもっとしてあげることの喜びを感じたほうがいい。
相手に喜んでもらえることを自分の喜びにできる人
そういう人が一番幸せになれる人だと思う。
なかなかできないけれど、不満がたまってきたと思ったら、
たまにそうやって思い直すことにしようと思います。