看護師たちの奮闘

私の友人の恋人にはなぜか看護師が多い。
友人・知人も合わせると6人ぐらい看護師を知っている。
看護師という仕事は、まあ、大変ですね。
大人しい感じの人とパワフルな感じの人と、けっこう両極端に別れる。
気丈と思える人でも内心ストレスを溜め込んでいたりする。
「白衣の天使なんてとんでもないですよ」という人もいる。
聞けば、新人のころはだいたい毎日泣いたという人が多い。
患者の思いやりのない一言に泣き、先輩からのダメ出しで泣く。
外では泣けないから、トイレや帰り道、自宅で人知れず泣くという。
そうやって鍛えられていくから、たくましくなるのかもしれない。
今、日本では看護師が不足ぎみなのだという。
好景気でストレスフルな看護師には人気がないらしい。
そこで日本政府はフィリピンから看護師を受け入れることにした。
1、2年をかけて語学研修をして、日本人と同じ国家試験を受けて
パスすれば、フィリピン人でも日本で看護師として働ける。
フィリピン人看護師は米国でも1万人の実績があるというが、
かなり壁は高い。日本人でも過酷な労働条件だけに、異国の地で
言葉の問題がある中で仕事をするのは本当に大変だ。
看護師のみなさん、がんばってください。
あなたたちのおかげでみんな安心して病院に行かれるのだから。