八ヶ岳 雨に降られて 七並べ

八ヶ岳 雨に降られて 七並べ」
あまりの豪雨のため、思わず一句詠んでしまったではないか。
すごかったですね、土曜の雨。
いやね、また男3人で八ヶ岳に行ってきたんですよ。
例によって川べりでバーベキューをしていたら、ポツポツと雨が。
しばらく耐えていたのだけど、本格的に降ってきたところで撤収。
宿に帰りました。
この時点で14時50分。
「これからどうする?」というので、部屋でトランプをすることに。
もちろん、7並べね。
みなさん、7並べをバカにしているかもしれませんが、工夫次第で
かなりおもしろいゲームになります。
7の両側(6以下あるいは8以上)を順番に並べていくのですが、
6とか8のカードをあえて出さないことで、他の人がカードを出せなく
なり、パスを重ねるということになります。
しかし、あまりにも策を弄してばかりいると自爆の危険性もあります。
4つのマークを見ながら常に自分が有利にカードを出せる
状況をつくっていきます。
通常はジョーカーを1枚交え、自分が持ち合わせないカードの代わりに
出すことができます。ジョーカーが出された場合は、そのカードを
持っている人は強制的に場に出さなければなりません。
出したカードと引き換えにジョーカーを受け取り、再利用できます。
ジョーカーを受け取らないこともできます。
最後にジョーカーが残った人は最下位になります。
そしてパスは3回まで可能です。
われわれはこのルールを変えていきます。
「パス1回まで」
「ジョーカーは2枚まで使う」
「ジョーカーは必ず引き受けること(通称must)」
こうなるとどんどんエスカレートしていきます。
「パス6回まで」
「ジョーカーは4枚まで使う」
ここまできたところで、一人が「パスの残りの最後に一度だけ
〝心のジョーカー〟を出すことができる」というルールが
付加されたのです。
ジョーカーを持っていなくても出すことができるのです。
「人は誰も心にジョーカーを持っている」という
わけのわからないルールが加えられたため、大量のジョーカーが
飛び交うという状況になっていきました。
「ジョーカーを最後まで持っていると負け」ルールのため、
ババ抜きみたいなことになっていきました。
「これはもう七並べではない、〝ババ並べ〟だ!」
というわけで、われわれは新しいトランプゲームを
開発してしまったのでした。
みなさんもやってみてください。
コツは徐々にルールを増やしていくことです。
この〝ババ並べ〟を全国的に普及させていきたいと思います。