強みと弱み

日本代表の試合を観てて思った。


日本の強みは、
 スピードがある
 早いパス回し
 組織を生かした守備
一方、日本の弱みは、
 トラップの確実性、ロングパスの精度
 ヘディングの競り合い
 シュートのパワーと正確性
 ゴール前での貪欲さ、強引さ
 時間帯でのかけひき、ボールや動きの緩急の使い方


あとね……、
自分が走っているのに、走っている相手の前方にパスを出す。
これ、物理の法則を考えたら、絶対に間違っている。
自分が走っていたら、走っている相手の足元に出さないと。
走っている車の中でボールを真上に投げると、
ボールが手元に落ちるのと同じ道理です。
こういうのって選手は意識してるのかな。
あと、パス&ゴーも少なかったね。
ブラジルの3点目を決めたジウベルトのようなシュートを
今後は打てるようになってほしいなあ。
あまりバックスイング(足を振り上げる)がなくても
地面スレスレを伸びて、ゴールキーパーの足元を抜けて
いくようなシュートをね。
なんでかなあ、『キャプテン翼』の影響か、ネットの高いところを
揺らさないとゴールじゃないような気になってるんじゃないかって
思うぐらい、高いところに蹴るんだよなあ。
ゴロで入れても1点なんだけどなあ。
強いゴロのシュートを打つには相当筋力がいります。
当たりの強さも必要だけど、シュート力の筋肉も必要ですね。
守って守って1−0で勝つような、かつてのイタリアみたいな
サッカーをするのか、3−0で勝つような超攻撃型でいくのか
どういう戦略で勝とうとしているのか、まったく意図が
感じられませんでしたね。
ただ、なんとなくやっているように見えた。
ビジョンの欠如です。
技術で劣っている分、工夫で勝つしかない。
選手はがんばった。そんなのは当たり前。
がんばっても負けたら非難されるのが勝負事の世界です。
謙虚に敗戦を受け入れ、また精進してもらいたいものです。