ラグビー観戦に行ってみて

最初は友人に誘われて行ったラグビー観戦だが、
今では自主的に年に2,3回行くほどになっている。
ラグビーというとすぐ思い浮かぶのが、「スクールウォーズ」。
でも、ぼくはこのドラマはほとんど見ていない。
ぼくがハマッたのは、5、6年前の大学選手権からだった。
確か関東学院大学早稲田大学の決勝戦だったと記憶しているが、
最後の最後、トライが決まれば同点というところで、
早稲田のバックスがライン際を疾走。
しかし、関東学院のディフェンスに阻まれてラインの外に
押し出されてしまい、早稲田の万事休すとなった試合だった。
ラグビーでは一回のトライで5点、その後のゴールキックで2点が入る。
一気に7点を入れることが可能なのだ。
だから、場合によっては20点差がついていても5分で逆転できる。
そして、相手が故意に反則をおかしているかぎり、試合終了の時間に
なってもプレーが続行されるという点がおもしろい。
それが数々のドラマを生んでいるわけだ。
というわけで、今回は母校の帝京大学の試合を見てきた。
帝京大学筑波大学の対抗戦(公式戦)だ。
結果から言うと、48−20で帝京の完勝だった。
足の速さ、キックの強さ、体と体が当たる音、それらすべてが
生々しい。よく見ると、基本プレーが確かであるとか
精神的に平常心でやれているほうが、常に好結果を生むという
スポーツとして当たり前のことが見えてくるのだけど、
まずは屈強な男たちがぶつかり合う音だけでも
聞きにいってみてください。