みんな熱いものを持っている

「笑ってたら勝てないよ」って檄をとばした話を書いたところ、
社会人で剣道をやっている友人Fから同じような話をいただいた。
Fが所属しているチームが団体戦に出場したが負けた。そのとき、
チームのキャプテンが笑っていたのを、Fくんが
「笑ってたら勝てるわけがない!」って言ったんですって。
そこからキャプテンの顔色が一変した。
で、練習がめちゃくちゃハードになったというんです。
みんな普段は忘れているだけで、本当は中に熱いものを
持っているんだなあって思って嬉しかった。
ぼくらのちょっと上の世代の人たちって
「がんばるのって、ダサい」というのがあった。
幸い、ぼくらはそういうのはないつもりです。
「体育会系だね」
「青臭いやつだな」
「なんかそういうのってナンカ暑苦しい」
と言われるのがコワイからみんな言わないだけなんです。
情熱を持って一生懸命やるっていうのは、体育会系や若者だけの
専売特許じゃないでしょう。
みんなどっかに熱いものを持っている。
それが普段から出てこないのは、
忘れているか、あえて自分で見ないようにしているかのどちらかだ。