映画『髪結いの亭主』を観る

この映画ね、フランス映画なんですが、文学的な匂いがする。
味わい深い作品といいますかね。
少年期に床屋の女主人に欲情して、それを中年になってからも
持ち続けている。床屋へのフェチシズムと言ってもいい。
劇中で、主人公の中年男が、中東系の歌に合わせて
踊る場面が何回かある。
なんなんだ、あれは。
なんでそういう行動を取るのか意味不明。
それが何かを暗に示しているとでも言いたいのか知れないが、
わかりにくい。40歳ぐらいになったらまた観てみても
いいかもしんない。
印象には残る映画だけど、いい映画みたな〜とは思わない。
逆にいい映画観たな〜とは思っても、印象に残らないのもあるけど。
まあ、そんなもんだ、そんなもんだ。