すべてを受け入れるのが多様性ではない 

これもある会合でのこと。

私が「すべての人を受け入れるのが多様性ではない。

受け止めて、特別仲良くしなくてもよいが、無視しないこと。

実際に利益が衝突するときに話し合って接点を見出すこと。

わがままを全部受け入れる必要はない」

とこれまた私見を述べたところ、こんな話をしてくれた人がいた。

「自宅の集合住宅の駐車場で石投げをする子どもがいたり、

硬いボールを投げて遊んでいる親子がいる。

多様性が大事だから認めないとと思ったが、

それだと自分が我慢するばかりで苦しくなる。

どこかで一線を引いて、そこを超えたら注意しようと考えた。

そしたらずっと我慢してきたより気が楽になった」

というのである。

多様性だからとこっちが100%我慢していると苦しい。

こっちも意見して、接点を見出すのがほんとの多様性です。

間に行政を介したりしないで、普通に話し合って

大人の妥協点を見出せるといいですね。