映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」 

206分。

昨今では類を見ないほどの長編映画だ。

ディカプリオとデニーロの共演、監督がスコセッシとあれば

観ないわけにいくまいということで公開日に鑑賞した。

演技のことはよくわからないが、ディカプリオが選んでいる出演作は

どれもおもしろいので必ず見る。

インセプション、ブラッドダイヤモンド、シャッターアイランド

レヴェナントなどだ。

ドタバタなノンストップアクションでもないのに、

3時間26分もあるのに、飽きずに見られたのはなんなのか。

ムダと思えるシーンもない。

人の強欲と愛を描いていて、みな人間臭い。

欲に負けてしまう弱いところも、自分かわいさのところも

誰もが少しはもっているところ。

そういうのをちゃんと描いて見せてくれる。

人生の機微がわかるようになった大人のための映画ですね。

映画館で見て損なし。