高校生になった子どもの教材なんかを見てると、
自分のころと大きく変わっていて面食らう。
高校では今年から「歴史総合」という科目ができたらしい。
従来の世界史必修から、歴史総合、地理総合、公共という
科目が必修になったらしい。
歴史教育においては、暗記科目からの脱却を目指し、
近現代史を中心に世界史、日本史を行ったり来たりしながら、
俯瞰的、複合的、立体的に理解することを目指すようだ。
これはとてもいい改革だなと思った。
現在を理解するうえで過去を検証、分析することは大事。
なぜ誤った道を選んだのか、失敗の本質をとらえることで、
未来の判断ミスを減らせるだろう。
私は高校でしっかり日本史を選択しなかったので、
社会人になってからNHKの「高校日本史」などで
いちから学んだ。いまも歴史番組などよく見る。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という。
いまの若者もしっかり学んでほしい。