このブログではたびたび、「楽しい」の中身について考えてきた。
つらつらと考えていくに、私が言っている「楽しい」は、
スポーツでいうところの「ゾーン」、
ビジネスでいうところの「フロー」の状態が近い。
もともとこのフローというのは、心理学者のチクセントミハイという
人が提唱したフロー理論に端を発している。
それを紹介して話題になったのが、天外伺朗さん等言う人で、
彼がソニーをやめてから書いた『マネジメント革命』などの本で、
自分たちが革新的なものを生み出せたのは、「燃える集団」だったからで
それはチクセントミハイがいうところのフローの状態だったというのだ。
フローの状態の特徴を、『マネジメント革命』の中では
こう記されている。
1.行為の集中、没頭している
2.浮き浮きとした高揚感
3.雑念がほとんどわかない
4.時間間隔の喪失
5.自分自身の感覚を喪失している
6.その場を支配している感覚。自分が有能である感覚
7.周囲との調和感、一体感
これはワクワクしていて、そのことに没頭している感じ。
これこそが楽しんでいる感覚だと思う。