何事もほどほど 

子どもに夜更かしをさせまいと、けっこう厳格に生活させている

親は多いのではないか。

こういう親はなぜか、

悪い習慣ほど「1度でクセになってしまう」と考えている。

週に6日、規則正しい生活をして、

1日、起きる時間が遅かったとしても、

6日の習慣のほうが身につくはずなのに

なぜか遅く起きる時間が習慣になると考えている。

こう考える人は、夜更かししたり、朝遅く起きたりする生活が

魅力的なことを知っている。

魅力的だからそれが習慣になることを恐れるわけだ。

若いときに派手に遊んだ父親のほうが、

娘に対して厳しいのと同じである。

子どもの生活は厳格にやっても何もいいことはない。

何事もほどほど。

完全に快適より、ちょっと寒かったり、暑かったりしたほうがいい。

まじめな親ほど、子どもは元気がなくなっていく気がする。