彼らの立場からすると 

北朝鮮はあいかわらずミサイルを連発している。

もうなん十発も打っているから、日本国民も

「ああ、またか」「はいはい、わかったよ」

といって気にもとめていないと思う。

たまに打つから効果があるんであって、

あんなにも数打てば、「オオカミ少年」のごとく、

「どうせ列島には落ちないでしょ」と思うだけ。

ただ、彼らの立場になってみると、危機感もつのはわかる。

アメリカという巨大な戦力を有する国と、日本、韓国という

同盟国が周りにいて、ぐるっと取り囲まれている。

日米韓が戦争をする気はなくても、主権をおびやかされていると

疑心暗鬼になってもしょうがない。

これは中国も同じなのだと思う。

そしてロシアも周りは敵ばかりと恐れているから戦争に踏み出した。

この疑心暗鬼を解消するために必要なのが対話だ。

もっと対話が必要な気はする。

トップ同士が仲良くできるかどうかで、

案外と両国間の仲も簡単によくなるのではないか。

いまの日韓の状態を見ているとそんな楽観もしてみたくなる。