「ホワット・ライズ・ビニーズ」

ハリソン・フォードミシェル・ファイファーを擁して
ロバート・ゼメキスがメガホンをとった作品。
この2人が演じる夫婦の住む家で、ポルターガイスト現象みたいなのが
起こって、妻がそれに不安を感じるんだけど、夫はそれを否定する。
でも、妻はそのゴーストの正体がだんだんとわかってきて・・・
みたいな話。
観客を疑心暗鬼にさせる映像手法は、サスペンス、ホラー映画としては
よくあるもので、セオリーどおりこちらもビクビクした。
けれども、よくわからないところでびっくりさせるだけの演出や、
どう理解していいのかわからないゴーストの描写があって、
全体的にはいまいちの印象だった。
雰囲気的には暗くてジメジメした感じはよく出ていてよかったんだけど、
もうちょっとがんばってほしかった。
ネット情報によると、ゼメキス監督は、私的に結構評価の高い映画
キャスト・アウェイ』を撮影中で、無人島生活を強いられた人物を
演じたトム・ハンクスのダイエット待ちの期間(6か月)に
この映画を撮ったのだとか。
ハリソン氏が好きな人は一見の価値ありかも。