大人が知恵を働かせて 

ワイルドナイツが代替試合を開催」

高校ラグビーの春の選抜大会で決勝が中止になったのを

受けて、リーグoneの埼玉ワイルドナイツが代わりの試合を

企画、実施した。

決勝が中止になったのは、進出した一方のチームから

体調不良者が出たかららしい。

安全のために中止にしたのだから、代替試合をやるのはおかしいとか、

勝敗は実力を反映したものにならないとか、

いろいろと考え方はあるだろう。

けれど、非公式な試合としてゲーム経験を積ませることを

主眼として決行した関係者には敬意を表したい。

人がやることに完璧はない。

誰もが賛同する方法もない。

できることのなかでより最善のものを選択できるように、

しなければいけない。

特に高校生たちには唯一の機会になのだから、

大人たちが知恵を絞らないといけない。

大人のひとりとして子どもたちの成長の場をどうやってつくって

あげられるか、彼らの取り組みから学びたい。