真面目な子の思考 

アルバイト店員の不祥事で店が閉店するなどの騒ぎが続いていますね。
10代の若い子がツイッターだの何だのを使って、
「おれ、こんなバカなことやっちまったぜ」的なことで喜んでいる。
彼らはツイッターのようなSNSは拡散させるための道具であって、
仲間と親密なやりとりをする道具ではないことを知らない。
学校で教えてくれることもあるが、教えてもらえないこともあるだろうから
周りの大人が予め厳重に注意しておかないといけない。
サッカーの試合を受けて、渋谷の交差点で騒ぐ若者もそうなんだけど、
今の若い子たちの評判は総じて、「素直で優しい」のだそうだ。
多くの若い子たちが素直で優しいということは、
渋谷で騒いだり、ツイッターで自分のバカさを晒す子たちもたぶん、
普段はいい子たちなのだろう。
いい子たちだからこそ、「バカをやってみたい」のだ。
昔の「不良」の子たちは非行が日常だから、
「バカをやってみたい」なんて思わない。
いい子が「バカをやれるのも若い今のうち」と思っているわけだ。
でもね、っておじさんは思う。
バカをやる人は、年をとってもやるものだよ。
若いうちにやんなくても年とってからでもできる。
「いまのうちにやっとこう」みたいな発想は真面目な子の典型だ。
でもまあ、こういうアルバイト店員をもってしまった店には
同情しますね。
社員だけでなく、アルバイト・パート、内定者、インターン生にも
SNSで発信することがどういうことか、一度は話しておくべきなんでしょう。
そういえば、毎年会社にはインターン生が来てたけど、
そんな話したことないなあ。これからはしなくっちゃ。