ロシアのウクライナへの侵攻はいまだ出口が見えない中ではあるが、
ひとつの光明があるとすれば、それは世界が反戦で一致している
ということを確認できたことだ。
力による現状変更は認められないということは
世界中で一致した認識である。
過去の世界大戦の教訓はいまもって生きていると信じたい。
いかなる理由があっても先に戦争をはじめた国は
世界中から総スカンを食うということを
すべての国が今回、理解した。
ロシアは、文化芸術、スポーツ、環境問題といった
あらゆる舞台から締め出しを食うことになるだろう。
こんなことはロシア国民も願っていないはず。
「大統領」というのは、国民から選ばれたリーダーの意味。
まがりなりにも国民が直接選挙で選んでいるのだ。
だからこういう大統領を選んだのはロシア国民に責任がある。
それがまがりなりにも民主主義の形態を取っている国の建前だ。
逆にいえば今のロシアを止められるのもロシア国民でしかないはず。
その動きに期待したい。