親子の歴史 

父子の確執というのはよくあるものらしい。

家業をやっている場合によく聞く。

子どもは新しいことをはじめたいのに、

親のほうがそれを受け入れられないでいるケース。

子どもは「オヤジの頭が固くてどうしようもない」などと

愚痴ることがよくあるらしい。

こういう場合、多くは子どものほうが考えを変えるしかない

というのが、経営コンサルタントの考え方とよく聞く。

私もそうなのだろうと思う。

ただし、親子の間には当事者同士しかわからない歴史がある。

周りからはわからないもので、簡単に

「子どものほうが折れろ」とはいえないものだ。

頭ごなしでは親も折れようがない。

だから、親の歴史をちゃんと尊重した上で

事業での提案を冷静にするしかないんだろう。