世の中、論破が必要な場面なんかまずありえない。
論破すると相手に恥をかかせることになる。
懐柔するのがうまいやり方だ。
仕事の場でも、取引先や上司、同僚の言っていることを
論破したら角が立つだろう。
議論というのは、勝ち負けのためにやるのではなくて、
よりよい結論のために行うのである。
リベートは、その訓練のためにゲーム感覚で行うものだ。
議論よりも今は対話のほうが求められているのではないか。
相手が正しいか間違っているかではなくて、
相手のことをもっとよく知るということだ。
対話が積み重なっていてこそ、議論も充実してくる。
今の時代は対話が必要だ。