来年1月に発足する日本のラグビー国内最高峰リーグの名称が、
「ジャパンラグビー・リーグONE」に決まりました。
流行語になった「ONEチーム」にあやかった形ですね。
旧リーグからの変更点として大きいのは、ホームエリアが設定され、
ホーム&アウェイの戦いが行われること、チームがホームゲームの
興行権を持って営業することなどが挙げられる。
新しく事業体を設立し、親会社から形上は独立した形になった
チームもあれば、そうでないチームもある。
各チームの足並みがそろわない形でのスタートとなった。
新しいリーグをまったく別の事業体がつくることもありえたのだろうが、
それだとうまくいかないバスケットボールの前例を見ていただけに、
既存の土台はそのままで、その上の部分から作り直そう
としているのだと思う。
本当はまったく新しく事業をつくり、そこに賛同する人たちだけが
参画する形にすれば、プロ化自体はすんなり進んだだろう。
それはそれで険しい道なのだが。
どっちが正しいかは今の時点ではわからない。
今回の選択を正解にするためにがんばるしかない。
時間をかけてゆっくり完全にプロになっていくのだろうか。
その間、日本代表が勝てればいいが、負けたらどうなるか。
ここからの10年は日本ラグビー界の正念場だ。