「日本の労働生産性は低い」のか? 

「日本の労働生産性は低い」という話はよく知られるようになった。

先進国の中では下から数えたほうが早いとか。

日本は世界第3位の経済大国というが、それは1億2000万人という

世界で10番目に多い人口を有しているからだ。

ところが、一人当たりの労働生産性は低いことがわかった。

そこで労働生産性はどうやって算出されるかが問題だ。

単位時間あたりの生産量(付加価値)を言う。

分母が時間であり、分子が生産量である。

つまり、分母をなるべく小さくし、分子をなるべく大きくするほど

労働生産性は大きくなる。

日本の労働生産性が低いのは、分母が大きいからではないのか。

いまだに「上司が帰らないと帰りにくい」という人がいる。

給料を増やすために残業する人もいる。

さっさと家に帰れば、労働生産性はあっさり10%ぐらいすぐに

アップするのではないかとさえ思っている。

仕事しかすることがないとそうなる。

仕事が趣味であり遊びになっている人はそれでいいが、

そうでないなら人生を考える必要がある。