大人の実際 

今の子どもや20代前半ぐらいまでの若者に、

大人や40代、50代の人たちはどう見えているのだろうか。

「夢破れて、人生を惰性で生きている人たち」

というふうに見えるのだろうか。

そう見えてしまい、「自分はああはならない」と思ってしまう

人もいるかもしれない。

実際はどうなのだろう。

私が見る限り、確かにそのように見える人もいるにはいるが、

そうでもない人だってちゃんといると思う。

「この年になって夢を語るのは照れる」から、

自分がやりたいことを語ったりはしないが、

ちゃんとやりたいことをもっていて、

いつかやろうと思っている人もいる。

仕事で新しいチャレンジをしようと思っている人もいる。

確かに子どものころに描いたスポーツ選手やアーティストには

なれなかったが、それに付随する仕事について、

やりがいを感じて仕事をしている人もいる。

大人たちは意外と元気だ。

飲んだくれているだけではないのですよ。