中世の時代から「日本」という表記が使われるようになった。
それまで日本は「倭」だった。
倭は中国がこの国をそう呼んだのだった。
海外との関係が出てきたときから、
日本は「日本」になった。
そう、「日(太陽)の本(もと)」、つまり太陽が出てくるの意だ。
中国から見て太陽に出てくる方向にある国が日本だった。
それを日本でもよしとして、自らを「日いずる国」なんて
言い出したのだった。
日本って、最初から視点が外国なんですよね。
外国からどう見られているか
それで自らのアイデンティティを確立している。
他者からの視点がないと、自分が何者かさえわからない。
日本人が「ライジングサン」という言葉が好きだったり、
初日の出を拝んだりするのもそれが根本にある。
「日本」を辞める必要はないけど、その根底あるものは排除しよう。
海外がどう見るかでなく、
自分たちでやりたいようにやろう、
なりたい国になろう。
日本と呼びだして1500年以上。
そろそろやろう、
「日本」からの脱出。
そろそろ行こう、
「ライジングサン」の向こう側へ。