校庭芝生化への長い道のり3

校庭芝生化は石原慎太郎都知事のときに、

一気に広がりを見せる。

言うまでもなく、来年開催される2020年の東京オリンピック

開催を熱望したのが、石原氏だ。

そのレガシーとして校庭芝生を推進したわけだ。

ところが、小池百合子都知事になって、これらの構想はトーンダウン。

八王子市でも、芝生化予算はなくなった。

「校舎の耐震強度を高める工事を行うなど、

他に優先順位が高いものがあるから」

というのが理由であった。

これは八王子市の施設管理課から直接聞いたので間違いない。

校舎の耐震強度を高めたり、エアコンを付けたりするほうが

優先順位が高いのは当たり前のことで、

それを云々するつもりはない。

問題は、学校とか教育にかける費用は少なすぎはしないかということ。

いろんなところから学校や教育にかける費用が

削られているという話が出てくる。

多忙な教員のために、教員数も増やすべき。

この国は教育に金をかけなさすぎではないか。

このままいくと、校庭芝生化はいつまでも進まない。

でも、もともとお上に頼るつもりはなかったから、

芝生化に関してはお金はどうでもいい。

植物の繁殖力はすごいからだ。