一気に広がりを見せる。
言うまでもなく、来年開催される2020年の東京オリンピックの
開催を熱望したのが、石原氏だ。
そのレガシーとして校庭芝生を推進したわけだ。
ところが、小池百合子都知事になって、これらの構想はトーンダウン。
八王子市でも、芝生化予算はなくなった。
「校舎の耐震強度を高める工事を行うなど、
他に優先順位が高いものがあるから」
というのが理由であった。
これは八王子市の施設管理課から直接聞いたので間違いない。
校舎の耐震強度を高めたり、エアコンを付けたりするほうが
優先順位が高いのは当たり前のことで、
それを云々するつもりはない。
問題は、学校とか教育にかける費用は少なすぎはしないかということ。
いろんなところから学校や教育にかける費用が
削られているという話が出てくる。
多忙な教員のために、教員数も増やすべき。
この国は教育に金をかけなさすぎではないか。
このままいくと、校庭芝生化はいつまでも進まない。
でも、もともとお上に頼るつもりはなかったから、
芝生化に関してはお金はどうでもいい。
植物の繁殖力はすごいからだ。