寒露

二十四節気でいうと、寒露である。
晩秋から初冬の時期が、この寒露である。
寒さが本番を迎える少し前というのがこの季節だ。
このころになると、朝晩がぐっと涼しさを感じるようになる。
二十四節気は古代中国で誕生した暦と言われていて、
毎年同じ時期に同じ節気が巡ってくることから、
農業作業の目安として定まったもの。
それが日本にも伝わった。
朝露が冷たい外気に晒されて凍ると霜が下りるが、
まだ霜にはならない時期の露の時期だから寒露というわけ。
次の「霜降」は霜が降りる季節だから、
その前に寒い露となるわけだ。
そろそろ暖房器具の出番かなあ。