公立学校の宿命

子どもが公立小学校に通うようになって、
公立小学校に対する思いがいろいろ出てきた。
まず公立学校というのは、誰もが通り過ぎていくところ
だという特徴がある。
子どもは当然ながら、親も子供たちを何人か通わせる
にしてもせいぜい十数年のつきあい。
先生たちはもっと短くて10年もいる人はほとんどいない。
せいぜい7、8年で移っていく。
校長や副校長になると、3、4年ともっと短い。
誰もが通り過ぎていく教育施設だから、
長い目で見て、この学校をどうしようと考えるのが難しい。
でも実際は小学校を中心に地域のつながりを生むのが
いいと思うのだが、今の時代はそれが難しい。
小学校の管理に地域の人を巻き込む。
そのことで防犯と防災の面で強い地域をつくる
というのがいいと思う。