メンタルが勝敗をわける

またしても勝者のメンタリティーを考えさせられる
オリンピックであった。
対照的だったのは、ジャンプを飛んだ2選手。
ある選手は、今回の平昌オリンピック前に骨折していた
というが、それでも銀メダルを獲得した。
「骨折の影響はほとんどない。骨折していなくても結果は同じだった」
と潔くコメントしていた。
対象的だったのは、別のベテラン選手。
悪天候に「こんなの中止レベル」「寒くて体が動かない」
「へんな風にあおられて……運がなかった」
そうやって外部要因を敗戦の理由に挙げるのは、
弱い選手の証拠。勝てる人はどんな要素もポジティブにとらえる。
そういえば、クロスカントリーで転倒して60人以上の選手の中で
最下位になったが、終盤盛り返して1位でゴールした。
力のある選手は転倒しても勝てるのだ。
フィギュアの選手といい、スピードスケートの選手といい、
金メダルを取るには圧倒的な力をもっていないといけないんだね。
偶然そのときだけ調子がよくて勝てることはほとんどない。
これからオリンピアンになろうとする若者は
勝者のメンタリティーを身に着けてほしいものだ。