オリンピックと多様性 

コロナ抜きにしても、オリンピックはこれでいいのかなと考えてしまう。

マチュア選手もプロの選手も金メダルを獲得すると、

ひとり500万円がもらえるという。

日々、食うや食わずで苦労しているアスリートと、毎月同じぐらいの

サラリーを得ているプロを同じ括りにするのはどうなんだろう。

ここまで経済と結びついて肥大化した五輪は、最終的には

終焉を迎えるのだろうなと思う。

それは結構早い段階かもしれない。

その前に改革するとしたら、またアマチュアの大会に戻すのがひとつだろう。

サッカーはともかく、野球、ゴルフ、テニスのプロ選手たちは

明らかにオリンピックの優先順位は低いよね。

ほかに自分たちの力を発揮する場所があるからですよ。

こういうのは除外していい。

あと、オリンピックとパラリンピックはもう統合するしかないのでは。

それから性別を変更した選手が出ることの是非、

テストステロンの問題などは、複雑すぎて簡単に答えは出ないだろう。

こういう諸問題をどう解決して行くのか。

解決できなければ国や男女間で分断が起きる。

逆に解決できれば多様性社会の道を切り拓くヒントになるかもしれない。