運動ではたいして痩せない

運動ではあまり痩せない
最近、このことがよく知られるようになってきた。
20分ジョギングしてもその消費カロリーは、おにぎり1個分
ととても少ないからだ。
では、どうやったら痩せるかだが、それは基礎代謝量を増やし、
食べる量を減らすことだ。
基礎代謝量は筋肉量に比例して多くなる。
つまり有酸素運動ではなく、筋トレが必要だということだ。
筋トレというと、すぐにがアスリートがやるような
非常にハードなものを想像してしまうが、そこまでやる必要はない。
ふだん運動をやっていない人は、20分の運動で筋肉痛になると思う。
筋肉痛になったということは、筋肉が壊れたということで、
壊れた筋肉が修復するときに、筋肉は太くなる。
筋肉量が増えると、消費するエネルギーが多くなるので、
皮下脂肪に蓄えるエネルギーが減り、筋肉質な体になっていく。
つまり、車とは逆で、燃費の悪い体にすればいいわけだ。
もちろん、運動すると普通に筋肉が使われるので、自然と鍛えられる。
だいたいの人は脂肪が筋肉になるだけなので、
脚や腕が太くなることはない。
プロレスラーのように、毎回筋トレで筋肉を壊すまで重いものを持ち上げ、
プロテインを飲んだりすれば別だが。
もっとも簡単な筋トレが、坂道、階段のぼりだ。
人間の体で最も大きい太ももの筋肉を鍛えられる。
日常で筋トレができて、太りにくい体になるのだから、
こんなに理想的な運動はない。