プロ野球と私

今年もプロ野球が始まって1ヶ月が経とうとしている。
ぼくが野球をよく見ていたのは、中学3年生まで。
中学2年、3年のときには、球場にも足を運んだ。
1989年と90年に、いずれも阪神―中日戦を見に行っている。
場所は岡山県営球場だ。
それらの試合で、落合のホームランも見たし、
与田のうなる剛速球も目の当たりにしている。
高校生になってからは、見に行っていない。
野球部が忙しくなったせいもあるが、
プロ野球そのものに魅力を感じなくなっていった。
今もよくテレビ観戦するし、たまに球場でも見るが、
時間が長すぎるのでどうしても見に行けない。
野球の見方も変わった。
昔は選手を見るためにゲームを見たが、
いまは競った試合だけ選んで見る。
どうやってピンチを切り抜けるのか、
どうやって逆転を期すのか、そういうのをたくさん見て、
劇的な場面に遭遇してみたいという思いで見ている。
それにしてもかつてに比べて、世間話で野球の話題を語る
ことがめっきり減った。
たまに思い切り野球の話をしてみたいのだが、相手を選ぶ。
そのときに備えて、今年もゲームをテレビ観戦しようと思う。