景気はいいらしい

とても久しぶりな友人に会った。
友人の友人として知り合ったのだが、
ここのところはご無沙汰していた。
彼はSE(システムエンジニア)をやっていて、
ついこのあいだまで多忙を極めていたのだという。
月の残業時間が200時間を越えたというのだからすさまじい。
土日8日間として、それぞれ10時間働いたとしても80時間、
残りの120時間を22日で割ると、5時間ちょっと。
9時から5時まで働いて、さらに夜の10時過ぎまで残業する
という具合だ。
システム開発の現場は多忙を極めるという話はよく聞く。
いろんな不具合がどんどん出てきて、終りがないのだという。
その彼に景気を聞いてみたら、とてもいいという答えだった。
どうやら世間は好景気みたいだ。
なんでも海外で投資している分で会社は利益を出している
のだそうな。
システム以外のものはつくっていないはずなので、
会社としてはそういう利益の出し方でもいいのかもしれない。
異業種の人に景気を聞いているが、やはり「景気はいいよ」
という答えが返ってくる。
これが私のような末端や、地方にまで波及できるかが問題だ。