トレイルランニングの是非

登山道を走るトレイルランニングが人気らしい。
普通に歩いて登るだけでも大変なのに、
走るなんてまったく考えられないが、ホントらしい。
山に行くとたまにそういう人に出くわす。
登山道が荒らされるとか、登山者とぶつかって危険など、
危惧する声があるのだけど、私は肯定派だ。
新しいものが出てきたとき、誰もがみんな面くらう。
でも、定着するとなんでもなかったようになる。
走る人と登山者の間でマナーづくり、ルールづくりができれば、
ことさら目くじらを立てるようなものでもなかろう。
大事なことは、自然の中でいろんな経験をするということ。
自然を感じるにはいろんな方法があっていい。
山の中を通り抜ける風を走りながら感じるという
ことがあってもいいと思う。
山が登山愛好者だけのものになってしまってはだめ。
誰にも開かれたものでないといけない。
そこでルールを学ぶことで、自然を保っていくことの
意味がわかるのだから。