脱テレビへの道

子どもが同じ幼稚園に通うパパさんたちと飲みにいったとき、
話題になったのは、ゲームとテレビについてだった。
子どもがどうやったらのめり込まないようにするかだ。
ある教育者の本をつくったとき、同じ質問をぶつけたことがある。
そのとき、その方はこう答えてくださった。
「他に熱中できるものをつくること」
これはケータイなどその他のことにも言えることだそうだ。
他に熱中できるものがあれば、ゲームやテレビは眼中になくなる。
それを話すと、他のお父さんも真剣に耳を傾けて同意してくれた。
ということで、奥さんとも話しあって、平日のテレビは
かなり減らしているようだ。
それでもあまり見たいと言い出さなくなった。
土日も必ずテレビ見させろと言っていたのが、見なくなった。
その代り、お絵描き、塗り絵、工作、折り紙で遊ぶようになった。
それはそれでしんどい面もあるのだが、
子どもとのふれあいを実感できる時間でもある。
友人の中には子どもの誕生を機に、完全テレビ廃止を打ち出し、
テレビを片づけてしまってもう数年になる人もいる。
そこまではさすがにムリだけど、せめて
いい番組だけを選択して見せるようにさせたい。
それには自分がそうならないといけないね。