「都道府県の本」が売れているらしい

ある出版社から、各都道府県に関する情報を詰め込んだ本が出て、
それがけっこう売れている。
東京都の本は出ても誰もシンパシーを感じないと思うのだけど、
(多摩地区や山の手のように限定すればいいのかもしれんけど)
埼玉や千葉、神奈川なら県民意識があるし、
人口も600〜800万人もいるからわかる。
でも、北海道とか茨城、熊本なんてのもある。
岡山のもそのうち出るそうだ。
こんな県民本は、県民か、そこの県民を彼氏彼女にしたいと
思っている人か、営業先のキーマンを落としたい営業マンぐらいしか
買わないと思うんだよなー。
でも、着実に売れているってことはどうなの。
やはりそれぞれの県内で売れているというのだから、
みな県民意識というのは高いのかもしれないな。
これまで本づくりというのは、大衆に向けて作りすぎたと思う。
これだけ趣味嗜好が細分化しているのだから、
もっとコアな層に向けて狙い撃ちしてもいいのかもね。