こんな勉強法をやってみた(森林インストラクター)

森林インストラクター一次試験に合格(たぶん及第点ギリギリで)
しましたので、自分なりの勉強の経過をまとめておきたいと思います。
まず、最初に勉強を始めたのは、2008年2月ごろのことでした。
その年の試験は9月に行なわれ、1科目のみ合格。
9月から年内いっぱいは何もせず、翌09年の2月ごろから
また勉強を再開しました。
そして、09年は3科目受験しましたが全滅。
2010年は勉強も試験もお休みしました。
試験勉強を再開したのは試験から半年前の2011年3月でした。
ここから週に2回は電車の中でテキストを読みました。
それが5月には毎日テキストを読むようになりました。
机に向かって書くのをはじめたのは、7月中旬あたりです。
平日は家に帰ってからの1時間から1時間半、
8月に入ってから休日は午前中の1時間半と、
夜子どもが寝静まってからの1時間半も勉強に充てました。
書き始めたころは、週に2、3回で始めようと思ったのですが、
習慣ができたのか、ほぼ毎日できるようになりました。
やっていると、仕事でもなく、子どもを相手するでもなく、
まったく自分の時間として使えたので、なかなか新鮮でした。
具体的にやったことは、過去問を解くこと。
過去の問題集から1日に10問ずつ解いていくことでした。
やっては答えを確認していき、書けなかった問題を
確認することにしました。
3科目で1年分が各10問程度あります。
これが10年分あるので計300問ほどあります。
これを1日10問で1か月で終わらせようと考えたところ、
7月19日からかかって8月20日で完了しました。
それからの1か月は、300問のうち感覚的に6割未満の点しか
取れなかったであろう問題を潰していきました。
これを1日5問程度やりながら、ノートに自分なりにまとめていきます。
そうやってまとめたノートを通勤時間に見返すことで定着させました。
それ以前には400ページあるテキストを字数制限なしに要約し、
次の段階で1項目ごとに300字以内に要約してみました。
そしてそれをB6判のカードにまとめました。
また、記述式問題の問題と答えをB6版のカードにまとめて、
要約と一緒に通勤時間に何度も読むということをやってみました。
まとめると、


●過去問題を1日に10問
●テキストの要約(字数制限なし)
●テキストの要約カード(1項目300字以内)
●記述式問題の問題と答えのカード


これらの方法をやるなかで、私なりに一番効果があると感じたのは、
「覚えているうちに繰り返す」という記憶術でした。
朝、目を通した内容を夜にもう一度目を通す。
忘れてからではまた覚えるのに時間がかかるらしいので、
とにかく覚えているうちに反復するようにしたのです。
理解に時間を要する項目は、図表にしたり、自分の言葉でまとめるように
すると、理解が早かったように思います。
今後も続く勉強にも役立つので、よい経験ができました。