救急相談サービスを知る

消防署の取材をしたことがある。
そのとき、聞いたのは最近、119番通報が増えているということ。
火災は減ったのだが、救急が増えているというのだ。
火災は、家電などで防火装置、仕組みが発達したからだろうね。
いまの石油ヒーターなんかちょっと当たるとすぐ止まるもんね。
建物も防火の仕様が進んでいる。
一方で、救急要請が増えているというのは、周りにそういうのを
解決してくれる人がいないからなのだろうと想像する。
昔は体調が悪くなった人が出たら、周囲の人に相談して
自分たちで解決する手段を持っていた。
でも、近所との付き合いも減るなかで、
そういうつながりが減っているのかもね。
だから、本来、119番する必要のない案件であっても
電話しちゃうのかもね。
最近、♯7119という救急相談サービスというのが
あることが周知されてきた。
これは救急車を呼ぶべきかどうか迷ったときに、
電話して相談し、判断をあおぐものだ。
これで本来の119番が忙殺されずにすむ。
私もスマホに登録しておいた。
これまで何度か119番通報したことがあるが、
一刻を争わない場合は、これからはこっちにかけてみよう。