筋力が「聴く姿勢」をつくる

「外で遊ぶ子ほど大学進学率が高い」
という記事を見つけました。
外で遊ぶことで、屋内にはない刺激を受け、好奇心などが
育つからというのだが、ぼくは別の面でも理由があると思っている。
それは筋力の面だ。
幼稚園などに遊具があるが、ああした遊具で遊ぶと背筋や腹筋を
鍛えることができるので、長時間よい姿勢で座ることが苦痛でなくなる。
それゆえに授業に集中することができ、
いわゆる「聴く姿勢」できるのだ。
最近は体を動かすことで、脳の発育を助長することが明らかにされつつ
あるが、筋肉の面でも学校での勉強によい結果をもたらす。
電車でドアのところに座り込んでいる子たちは、
だいたい部活動をやっていない子たちで、部活動のバッグを持っている
子たちは駅のフォームでも必ず立っている。
立ったままでいるのは筋力がいるのだ。
体を動かすのがいかに大切かということである。