矛盾する気持ち

週末が近づくと、「ああ、また子どもたちの相手をしないといかんな」
という気持ちと、「早く子どもたちと遊びたいな」という、矛盾する
気持ちになる。
子どもと遊ぶのは楽しい反面、疲れもするからだ。
本気で遊ぶと夕方にはぐったりして、月曜の朝などはもう本当に
駅の階段を上るのがおっくうになってくる。
土日で疲れをためこみ、平日で疲れを取るような具合だ。
最近はもう5歳の長女とは、温泉の男湯で一緒に浸かることは
できなくなってきた。3歳の長女とももう難しくなるだろう。
そうなると、日々、子どもとできることが減っていくことは確かだ。
子どもにはなんでも自分でできるようになってほしい反面、
食事を食べさせてやったり、体を洗ってやったりすることが
なくなっていく。
そこもやっぱりさびしいなという面と、
「やれやれ」という、相反する気持ちにさせられる。
「今だけだけなんだから」は「今」が過ぎ去った人が実感することであって、
「今」を今体感している人には実感しにくい。
でも、あとで気づいても遅いんだけどね。
矛盾する気持ちとこれからも付き合っていくんだろう。