これはＣＧなのか、実写なのか。
表情だけ実写を使い、あとはぜーんぶＣＧでやっちゃった
映画ではないかなと思います。
とにかく、ＣＧもここまできたかと思わせるのに十分なできばえ。
現在のデンマークのある王国では、酒宴のたびに出てくる
その土地の怪物に悩まされていた。
その怪物のウワサを聞きつけて、ひとりの勇者がやってくる。
そんなストーリーなのだけど、ドラゴンクエストを思い起こさせる
状況設定だなと思っていたら最後にドラゴンが出てきた。
で、最後に教訓として残るのは「父親たちの罰」だという。
男ならこの種の「弱さ」ってわかるよね。
どんなに強い勇者でも「ある種の誘惑」には弱い。
本当の強さって、この種の誘惑に勝てることなんじゃないかと思う。
まあ、難しいです。すごく共感しますね。
この作品もリメイクで、昔の作品でできなかった映像表現を
今回は思う存分やったんだろうなと思う。
ＣＧで見せる映画かと思ったら展開も意外とおもしろく見られた。
アンソニー・ホプキンスが出てたのにまったく気づかなかった。
主演のワイルドな俳優さんもぴったりでなかなかよかった。
これは久しぶりにおススメしてもいい映画です。
