「2012」

マヤ文明の言い伝えによると2012年12月に世界は滅亡するとか。
まあ、終末説はいろいろとあるし、前回(ノストラダムスの予言)で
オオカミ少年を味わっているので、人々はあまり関心を示さない。
45億年の地球の歴史のなかでそれほどの気候大変動は
なかなかないものなので、そんなところにピンポイントに立ち会うことが
できたらある意味で光栄と思ったほうがいいかもしれません。
2012年に世界各地で地殻変動が起こって、大津波が発生、
世界を飲み込んでしまうので、人々は数万人だけ生き残れる箱舟を
つくって種を保存しようとする。
パニック映画なんだけど、CGのオンパレードで、ご都合主義を
いかんなく発揮して、辛くも窮地を脱していく様子は
コメディの域に達している。
話の筋も児童文学っぽいです。
でも単にパニック映画をつくるのではなく、
ところどころにユーモアを入れ込んで笑えるようにしており、
工夫していると思いました。
「パニック×コメディ」の映画だと思います。
単なるパニック、単なるコメディというのでは、
もはや目新しさがないということなんでしょうね。
ハリウッドも予算がなくて困っているらしいです。
予算がないから工夫しようとする。見習わねばなりませんね。
そんな映画でした(どんな映画だ)。