あこがれのMY部屋

部屋にポスターを張ってる人いますよね。
私、一人暮らしの部屋になってからポスターの類を張ったのは
一度しかありません。
その一度というのは、ある望遠鏡をつくる会社でもらった
一枚の太陽の写真でした。
太陽の右下には小さく点が描いてありました。
それが地球の大きさだというのです。
あまりに小さい地球、あまりに大きい太陽。
このブログで何回も言っていますが、
太陽はあと何億年か、何百億年か、それよりもっと遠い未来には
膨張して地球を飲み込み、最終的にブラックホールになるらしいです。
つまりその意味では「永遠」なんてものはない。
名を残そうが、金を残そうが、最後は無に帰すのです。
でも、今日明日の話じゃないんで、安心していいですよ。
で、なんでその写真だけ部屋の壁に張っていたかというと、
カッコよく言っちゃうと、
「どんなに悩んで苦しんだって、起こったことはこんなちっぽけな
地球で起こったことで、それも最後は無になるんだ」
と思えたら、ラクになれるだろうと思ったから。


で、何がいいたいかというと、
ぼくの部屋はなんも個性がなかったってこと。
本棚も雑多だったし、収集癖もないから、単に機能的だっただけ。
いま家族が増えた家に住んでいると、部屋を自分の好きなように
カスタマイズするわけにもいかず、誰のものでもない部屋ばかりだ。
ごく近い将来、自分の書斎なるものができたら、
またあの太陽の写真を張ってみたいと思う。
あと、応援しているスポーツチームのグッズなんかもいいなあ。
そんな妄想ばかり膨らむ日々なのです。