最近減ったもの

ここのところ飲みにいく回数が極端に減った。
前は週に1回、多い時は2回行っていたが、
最近は月に1度、2度いくかいかないか、という具合になってきた。
結婚して子どもがいると、誘いにくい面もあるだろうが、
自分で誘うことも少なくなってしまった。
なんとなく、晩秋から冬にかけては活動的にならない時期のようです。
飲んで新しい人と交流しないと、どんどん視野が狭くなりますからね。
こういう感覚は同業者とか、似ている職業の人でないと
理解しがたいかもしれません。
ぼくが飲みに行くのは、たのしいからですが、加えて自分の視野を
広げたり、価値観を多様にしておくのに必要なのです。
ライターという性格上、読む人と感覚がずれていたら
絶対におもしろいものは書けません。
普通の人がおもしろいと思えることが、おもしろいと思えないのは
ライターとしては致命傷なのです。
事務所で仕事ばかりしていると、どんどん視野が狭まります。
新しい話題にうとくなり、価値観が固定化してきます。
でも、人と話すとそういうのを揺さぶられたり、
確信がもてたりするようになるわけです。
だから、グチを言い合うような飲み方はしませんし、
それほど深酒することもありません。
もうちょっと体調がよくなったら、
積極的に飲みに出かけたいものです。