もう始まるのか、と思う。
裁判員制度がスタートする。
アンケートによると、「やりたい」「しかたがないがやるしかない」
という人が７５％ぐらいいる。
義務でもやりたくないというのは２５％ぐらいだ。意外だ。
最近は厳罰化の傾向だけど、厳罰に処すべきだと口で言うだけで、
その判断は誰か他の人がやってね、というのは許されない。
社会の教育力が落ちてきたり、モラルハザードになったりして、
厳罰にするしか犯罪抑止力が働かなくなってきている。
そういう中で裁判員制度がスタートする。
価値観が多様化してきて、善悪の判断が難しくなってきている。
裁判所で人を裁く以上、法律にのっとるわけだけど、
本当は法律でシロクロはっきりつけるのは、無理があるのだろう。
それを踏まえた上で、現時点で最良と思える判断をするしかない。
もし裁判員に選ばれた人がいましたら、
ひとつの映画をおすすめします。
「十二人の怒れる男」
不朽の名作ですね。
いつかは裁判員の役が回ってくるでしょうから、
常にいろんな事件について考えておこうと思います。
