「投票」を習っていない私たち

私の読みでは総選挙は来年の春以降になる。
たぶん、給付金が行き渡って、国会が落ち着いた6月ごろに
なるのではないか。
2005年9月11日の「郵政選挙」から、来年秋で4年になる。
来年の9月までに総選挙をしなければならない。
そこで考えるのが、
「私らって、投票について習っていないよね?」ってこと。
学校で全部教えろとはいわないが、学ぶ機会がないですよね。
20歳になっていきなり選挙に行けといわれる。
何を判断基準にして候補者を選んだらいいのかわからない。
アンケートなどによると、日本人は「人物より政策」で選ぶ傾向が
あるのだという。
選挙期間だけで人物を判断できないからだけど、
政策だって、その場限りの甘い言葉である可能性がある。
そういうのをどうやって見抜くのか。
もちろん、日頃から政治に感心を持って、自分の選挙区で選ばれた人が
普段どういう活動をしているかチェックしておけばいいんだけど、
そんなことをやっている人はほとんどいないはずだ。
じゃあ、どこで判断すればいいのだろう。
かくいう私も確信はなく、「なんとなく」という感じでしか
投票する候補者を決められない。
もし「投票の教科書」みたいな本があったら売れるかな?
候補者をどこで判断し、どんな情報にまどわされないようにすればいいか
そういうことが全部書いてある本をつくるのだ。
売れるかな。
どうですか?