「ちきゅうにおえかき」

先日、仕事の電話口で取引先の版元の会社名を伝えて、
「○○社の本をつくっております」って言ったら、
「は? ボンクラ社ですか」って、コラッ!
確かに語感は似てるかもしれないけれど、それ言っちゃいけないんだよ。
そんな日々を過ごしているそそくさです。
というか、わざとだろって思う。


最近の朝は娘と一緒に「おかあさんといっしょ」を見るのが常です。
中でも「ちきゅうにおえかき」という歌が秀逸です。
ここで歌詞を書くと著作権協会の人に「こらッ!」って言われるので、
どういう内容か書きますと、


そらを見ていたら、飛行機が飛んでいった。
青い空に白い線を引いていく ちきゅうにおえかきしてるんだ
そらを見ていたら、はっぱが舞い落ちた
もみじが赤く山をそめる ちきゅうにおえかきしてるんだ
そらを見ていたら、粉雪が降ってきた
町中に白い蝶がとぶよ ちきゅうにおえかきしているんだ


というものです。
興味のある方はネットで検索してみてください。
何でもない情景を、「ちきゅうにおえかきしている」という感性に
私は感服いたしました。
とくに3フレーズ目、雪を白い蝶に見立てるところなんぞは
すばらしいの一言であります。
子供向けの歌と思っておりましたが、これはスタンダードな一曲に
なるのではないでしょうか。